【NGC単独最高鑑定】1635年 フランス アミアン ルイ13世 エキュ・ドール金貨 MS62

G-064  /  FRANCE  /  1635

【NGC単独最高鑑定】1635年 フランス アミアン ルイ13世 エキュ・ドール金貨 MS62

紋章/装飾十字架 ― 王権と信仰が刻まれた17世紀の金貨

G-064 1635年 フランス ルイ13世 エキュ・ドール金貨 紋章面
紋章面/王冠と三つの百合
G-064 1635年 フランス ルイ13世 エキュ・ドール金貨 装飾十字架面
装飾十字架面/十字と百合の意匠

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NGC MS62単独最高鑑定(Top Pop)1635年・アミアン X

¥660,000 (税込)

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発行国・君主フランス王国/ルイ13世(在位1610〜1643年)
発行年・造幣局1635年/アミアン造幣局(X)
名称・分類エキュ・ドール・オ・ソレイユ(太陽のエキュ金貨)第1型
材質・サイズ金/3.36g/直径26.5mm/軸12h
鑑定評価NGC MS62/NGC単独最高鑑定(提供画像の確認時点)
参考番号Dy.1282B/G.55/Fr.398
紋章面王冠を戴くフランス王家の盾と3つの百合紋章
装飾十字架面百合形装飾を伴う環状十字とキリスト教的なラテン語銘文
Rarity & Certification

NGC MS62・登録1枚/上位0枚

NGC MS621枚同グレード
上位鑑定0枚NGC登録
当時の発行記録47,940半エキュを含むエキュ換算

提供されたNGC鑑定情報では、MS62の登録が1枚、上位グレードの登録は0枚となっており、NGCにおける単独最高鑑定(Top Pop)に位置しています。

G-064 NGC最高鑑定の鑑定枚数を示す提供画像
NGC鑑定情報のスクリーンショット(提供資料)

※鑑定枚数・鑑定順位はスクリーンショット表示時点の情報です。追加鑑定などにより変動する可能性があります。

貨幣研究資料には、1635年のアミアン造幣局について47,940エキュという発行記録が残されています。ただし、この数字には半エキュ金貨も含まれており、本品と同一タイプだけの発行枚数ではありません。 現存枚数も不明です。

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The Story Behind the Coin

1635年、フランスが大戦争へ踏み出した年に生まれた金貨

約390年前の1635年。フランス王国は、ヨーロッパ全土を揺るがした三十年戦争に本格参戦しました。

当時の国王はルイ13世。そして国政を主導していたのが、フランス史に名を残す宰相リシュリュー枢機卿です。

1635年5月19日、フランスはスペインに対して宣戦を布告。それまで間接的に戦争へ関与していたフランスが、ハプスブルク家との直接対決へ踏み出した歴史的な転換点でした。

今回ご紹介するのは、まさにその1635年、フランス北部のアミアン造幣局で製造された「エキュ・ドール・オ・ソレイユ(太陽のエキュ金貨)」です。

王の肖像ではなく、フランス王家の権威を刻んだ金貨

この金貨には、国王ルイ13世の肖像が描かれていません。

代わりに刻まれているのは、王冠を戴いた盾と、その内部に配置された3つの百合の紋章「フルール・ド・リス」。

フルール・ド・リスは、フランス王権を象徴する伝統的な紋章です。

周囲のラテン語銘文「LVDOVICVS XIII D G FRAN ET NAV REX」は、「神の恩寵によるフランスおよびナバラの王、ルイ13世」を意味します。

つまり、この金貨には国王の顔がなくとも、誰の権威によって発行された貨幣なのかが明確に示されているのです。

裏面に刻まれた装飾十字架とキリスト教王権

もう一方の面には、百合の装飾を伴う美しい十字架が刻まれています。

この意匠は「クロワ・アニエ・フルールデリゼ」と呼ばれるもので、環状の曲線と百合形の装飾を組み合わせた十字架です。

周囲には「CHRISTVS REGNAT VINCIT ET IMP」というラテン語の銘文が刻まれています。

その意味は「キリストは統治し、勝利し、命ず」。

王家の紋章とキリスト教的な銘文。この二つを組み合わせた意匠には、王権と宗教的正統性が密接に結びついていた当時のフランスの世界観が表れています。

1635年アミアン造幣局の限られた発行記録

本品は造幣局記号「X」を持つアミアン鋳造の金貨です。

貨幣研究資料には、1635年のアミアン造幣局について47,940エキュという発行記録が残されています。

ただし、この数字には半エキュ金貨も含まれており、本品と同一タイプのエキュ金貨だけが47,940枚発行されたという意味ではありません。

当時の貨幣生産を知る貴重な数字である一方、現存枚数については正確な資料が確認できていません。

NGC MS62、登録1枚・上位鑑定0枚

本品の鑑定評価はNGC MS62。

提供されたNGC鑑定情報では、MS62の登録が1枚、上位グレードの登録は0枚となっており、NGCにおける単独最高鑑定(Top Pop)に位置しています。

さらに、約390年前の手打ち金貨でありながら、MS62という高い保存評価を獲得している点も見逃せません。

本品を扱った海外オークションでは、表面にわずかな接触痕や微細な擦れが見られるものの、金色のパティナの下に当初の輝きが残ると評価されています。

古い金貨であることに加えて、その保存状態と鑑定上の位置づけも、本品の大きな見どころです。

TLCコメント

この金貨の魅力は、単に約390年前に製造された金貨ということだけではありません。

ルイ13世とリシュリューの時代、三十年戦争への本格参戦、王冠と百合の紋章、キリスト教王権を象徴する十字架。そしてNGC MS62の単独最高鑑定。

歴史的な転換点に発行された金貨が、長い年月を経て、優れた保存状態で現在に伝わっています。

王の肖像ではなく、紋章と信仰の象徴によって王権を表現した、17世紀フランスならではの一枚。

フランス王政史、ヨーロッパの宗教史、そして金貨収集の魅力が重なった、歴史を手元で楽しめるコレクションです。

Graded Coin

NGCスラブ入り・現品写真

G-064 NGCスラブ入り 紋章面 MS62
NGCスラブ入り/紋章面
G-064 NGCスラブ入り 装飾十字架面 MS62
NGCスラブ入り/装飾十字架面

鑑定済みケースに入った実際の商品の画像です。写真をクリックして拡大できます。

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