バイエルンの「守護聖母」を描いたマドンナ・ターラー
本品は1764年、神聖ローマ帝国のバイエルン選帝侯領で発行されたターラー銀貨です。当時の君主は、バイエルン選帝侯マクシミリアン3世ヨーゼフ。
表面には、長い巻き髪と豪華な衣装をまとった選帝侯の右向き胸像が大きく描かれています。
聖母マリアと幼子イエス
このコイン最大の特徴は裏面です。雲と三日月の上に座る聖母マリアと幼子イエス。その周囲には光背が広がり、
PATRONA BAVARIAE
の文字が刻まれています。
意味は、「バイエルンの守護者」。聖母マリアをバイエルンの守護聖母として表した、宗教性の強いデザインです。
通称「マドンナ・ターラー」
この聖母子像を描いたタイプは、一般にマドンナ・ターラーと呼ばれています。一方の面には選帝侯。もう一方には聖母子。
つまりこの一枚には、18世紀バイエルンにおける政治と信仰の両方が刻まれています。単なる大型銀貨ではなく、当時の社会や宗教観まで感じられるところが、このタイプの面白さです。
約28gの大型銀貨
ターラーは現代の一般的な硬貨と比べてもかなり大きく、本品も重量は約28g、直径は約40〜42mm。手に取ると、しっかりとした重量感があります。
260年以上前の銀貨でありながら、選帝侯の肖像や聖母子像など主要な意匠が確認でき、大型銀貨ならではの存在感を楽しめます。
NGC XF45
本品はNGC XF45。流通による摩耗は見られますが、表面の選帝侯像、裏面の聖母子像、光背、銘文など、このコインの魅力となる主要なデザインはしっかり残っています。
状態だけではなく、歴史・宗教・大型銀貨としての存在感を楽しみたい方におすすめしたい一枚です。
TLCコメント
このターラーは、かなり分かりやすく面白いです。表は選帝侯。裏は聖母マリアと幼子イエス。18世紀バイエルンの権力と信仰が、そのまま一枚の銀貨の表裏になっています。
しかも約28gの大型銀貨。「古い銀貨を一枚持ってみたい」という方にも、ターラーの魅力が伝わりやすい一枚です。
商品名は自動で入ります。ひとことだけでも大丈夫です
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