PCGS AU53
有名な「1780年銘の再鋳ターラー」とは違う。
1770年、女帝マリア・テレジア存命中に鋳造された同時代貨。
ハプスブルク家を代表する君主、マリア・テレジアの肖像を刻んだ1770年の1ターラー銀貨です。 マリア・テレジア・ターラーといえば、後世まで大量に再鋳された「1780年銘」が世界的に有名ですが、 本品はそれとは異なり、マリア・テレジア本人が存命中の1770年にウィーンで鋳造された同時代発行貨です。
約28g・40mm。18世紀ヨーロッパの大型銀貨
銀品位は.833、標準重量は約28.06g、直径は約40mm。 手にすると、現代の硬貨とは明らかに違う重量感と存在感があります。 ターラーは近世ヨーロッパを代表する大型銀貨であり、その名称はのちの「ドル(Dollar)」の語源にもつながりました。
表面には女帝、裏面にはハプスブルク家の双頭の鷲
表面には、ヴェールをまとったマリア・テレジアの右向き肖像。 裏面には、王冠を戴く双頭の鷲と、その胸部にハプスブルク家の複合紋章が配されています。 18世紀ハプスブルク君主国の権威を、大型銀貨いっぱいに表現した重厚なデザインです。
また「IC-SK」はウィーン造幣所に関係する造幣官のイニシャルで、 単なる年号だけではなく、当時どこで、誰の管理下で鋳造されたかを伝える歴史資料としても楽しめます。
1770年――マリー・アントワネットがフランス王家へ嫁いだ年
1770年は、マリア・テレジアの娘マリー・アントワネットが、 フランス王太子ルイ=オーギュスト(のちのルイ16世)と結婚した年でもあります。 本貨が婚礼記念貨というわけではありませんが、 この「1770」という年号から、ハプスブルク家とフランス王家が結びついた 18世紀ヨーロッパの政治と王侯文化へ自然に話が広がります。
PCGS AU53――時代を感じさせる落ち着いた銀色
本品は第三者鑑定機関PCGSによりAU53と評価されています。 肖像、衣装、双頭の鷲、紋章の主要ディテールがしっかり残され、 全体にはアンティーク銀貨らしい落ち着いたダークトーンが見られます。
有名なマリア・テレジア・ターラーの中でも、 後世の1780年銘再鋳ではなく、「本人が生きていた時代の一枚」を選びたい方におすすめしたい個体です。
※重量・直径は同型の標準的な仕様に基づく参考値です。PCGS鑑定番号は商品ページ上では非掲載としています。
商品名は自動で入ります。ひとことだけでも大丈夫です
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